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宮城谷三国志。
文庫も買いました。
だって単行本には収録されてなかった村上豊氏の挿絵が文庫版には収録されているんだあ。
あの挿絵のセンスは秀逸。
特に袁術は良いよ(もっと先の話だが)。
連載は魏諷の乱に触れた後、曹丕が魏王に即位、蘇則が郝昭、魏平をひきいて反乱を鎮圧などなど。
宮城谷氏の三国志の功績は曹操を等身大で書いた事でしょうね。
陳壽の評である超世の傑というのが一人歩きして(これはユリウス・カエサルや織田信長やチェーザレ・ボルジアも同様)、人の形をした化物に描かれることが多いですが、曹操も一人の人間だということをちゃんと書き、だからこそじんわりと凄い人だというのが傳わってくるんですよ。

あと「泣き虫弱虫諸葛孔明」は赤壁が終わり、長沙、武陵、零陵、桂陽の四郡を劉備が奪取するところまで。
赤壁の最中は孔明も劉備もほとんど出番がないわけで、周瑜が主役だったために中だるみの感があったが、ここにきてもりかえしてきましたね。
劉度の「諸葛孔明は変質者という噂だがなかなかの軍師」という台詞で噴いてしまった。
魏延がかわいそうだw

それはそうと本を買うとき、装丁が気になる。
内容が同じならより良いセンスの装丁の本を買いたいと思っている。

例として新潮社と集英社をくらべてみよう

人間失格ー新潮人間失格ー集英社

こころー新潮こころー集英社

左が新潮で右が集英社。
私は断然新潮が好みだ。
シンプルな装丁には心を鷲摑みにされた。
集英社のほうはなんか漫画家が手がけたらしいですが、正直こういうのは好きじゃない。
買う気が失せる。
これはあくまで私の考えなのでそうでない人を否定する気はないです。
わたしはシンプルなほうが好きってなだけ。

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誕生日:
1982/06/06